- お金を貸してほしいという状況にならないことが大切だけど…
- お金が必要だけどどこからも貸してもらえない
- お金を貸してほしいときはどうしたらいい？
- どうしてもお金が必要になったとき
- お金の貸し借りでトラブルに遭いそうなとき
お金を貸してほしいという状況にならないことが大切だけど…
人として生活をしていたら、何かと入り用になることがあります。というよりも生活するということ自体、大変なことですし、何をするにもお金が必要になるのです。生活費が足りなくて窮乏生活をしているということでしたら、お金を稼ぐことを考えなくてはいけません。お金が足りないこと自体が罪と言ってもいいでしょう。生活費に困ってお金がないというのでしたらそれは、その後の人生に大きな影響を与えてしまいます。早急に人生設計を考え直したほうがいいでしょう。まずはお金を稼ぐようにならなければいけません。そしてもう一つの対策としては、お金が必要の無い生活をすることです。どういうことかというと、質素な生活ということですね。派手な生活を好む人は湯水のようにお金を使うことでしょう。あればあるだけ使ってしまう人はお金をたくさん持っている人だけではありません。お金が無くてもあるだけ使ってしまうのです。サラリーマンでも一緒です。月の稼ぎを貯金することなく使い果たしてしまうとどうでしょうか。それで生活ができているんでしたらいいでしょう。将来を見つめて貯金をするわけではなくても、保険や個人年金などに加入しているのでしたらそれが貯蓄になるのですから、それも大切な人生設計と言えます。いずれにしてもお金があるのでもないので、それに合わせた生活をしなくてはいけないのです。言うなれば身の丈に合った生活ということですね。
そうするにはどうしたらいいのでしょうか。それは、足りなくてもあるだけで生活をするということです。無い袖は振れませんから、あるもので生活をしていくことが大切です。しかし、それは自分のことだけでしたらそれでもいいでしょう。自給自足の生活というわけではありませんが、自分だけでしたら身の丈に合った生活をするだけでいいのです。しかし、人はみな一人では生きていくことはできません。近所つきあいがあったり、会社のつきあいもあります。上司部下の関係や同僚との関係もあるでしょう。昔ながらの幼なじみとの関係や学校時代の友人親友などとの関係もあります。
そういった横のつながりや縦のつながりは生きていく上での大切なコネクションになります。そんな人たちが何か困ったことがあれば、役立つことをしなくてはいけませんし、つきあいによっては飲み会などもあることでしょう。身内に不幸があれば、お香典などの準備も必要です。自分だけのことではなく、人とのつきあいの中でも出費というものは発生するのです。
たまには、おいしいものを食べたいとか、よい服を着たいという欲求もあるでしょう。彼女ができたら、楽しいデートをするにはお金が必要になります。ギリギリの生活をしていたら、お金が必要となったときに余力がないということになります。そんないつもキツキツの生活をしている人に恋人はできないでしょう。そういったことを考えても余裕のある生活をしていかなくてはいけないのです。そのために必要なのはお金ということですね。身の丈以上の生活をするためにお金を借りるというのではありません。しかし、何か危急の状況でお金が必要になることもあるでしょう。そのようなときにすぐにお金が用立てできるような態勢を整えていなければならないのです。
そこで、借金の話になるのですが、借金自体は決して悪いことではありません。必要に応じて借金をするのです。住宅ローンもそうです。誰もお金を借りたくないと思っていても、家を購入するのにポンとキャッシュ出す人はいないでしょう。誰もが必要に応じて借金をしているのです。住宅ローンに限らず世の中には様々な金融商品が存在しています。それらの一つ一つを吟味して借金をするのも悪くはありません。もっとも闇雲に借金をするというのではなく、臨機応変に対応できる態勢を整えておくということです。必要なときにお金がないからといってあきらめてしまうのは、何か人生を損しているかもしれません。また、せっかくのチャンスを逃しているとも言えるでしょう。そのような千載一遇のチャンスのときにお金がないがために、フイにしてしまうのも悔しいものです。だからこそ、いつでもお金が用立てできるようにしておくことが大切です。クレジットカードがあれば、すぐにでもキャッシングができます。そのようなことでもいいでしょう。しかし，クレジットカードのキャッシングはとてつもなく金利が高いのです。どうせ借りるのでしたらできるだけ金利の低いところから借りるようにしたいものです。
お金を貸して、ということになると銀行が思い浮かぶでしょうか、それとも消費者金融でしょうか。貸し借りということに関しては、銀行のほうがいいのですが、使い勝手という面では先述したようにクレジットカードのキャッシングが一番でしょう。緊急小口資金としてはとても優秀です。しかし、クレジットカードのキャッシングでは金利も高いので、キャッシングしたら翌月一括返済を基本としたほうがいいでしょう。金利が高いので、月払いにしてしまうと、利息がかなり高額になってしまうので気をつけたいところです。
お金が必要だけどどこからも貸してもらえない
一昔前と言っても、インターネットもない時代でしたら、駅などの人が集まるところに掲示板が設置されていて、基本的に黒板みたいなものなのですが、そこに「お金を貸してくれる人！」などという書き込みもありました。反対に「お金貸します！」みたいな書き込みがあって、中にはまっとうな貸金業者の広告みたいなものもあったのですが、中には闇金業者なども掲示板を利用していたのです。当然犯罪の温床にもなりかねませんから警察署なども入念にチェックしていのは言うまでもありません。現在はインターネットの掲示板などがその役割を担っているといるのです。そういった不特定多数の人が見るようなところで、お金の貸し借りの情報を発信しているのは、まさしく犯罪と紙一重なので十分に注意しなくてはいけません。
また、友人知人とのお金の貸し借りになると、必ず借用書を書くようにしましょう。友人知人だから信用できると思ったら大間違いで、信じたがために人生が傾いたという人はこれまでも枚挙にいとまがないくらいたくさんいるのです。保証人になったがために数億の借金を背負ったという芸能人の話も聞いたことがあるでしょう。だからこそ自分だけは大丈夫というように思わないようにしなくてはいけません。個人間の貸し借りとなると相手が逃げてしまったらそれで終わりです。しかし、借用書がある限りたとえ逃げたとしても貸し借りのあった事実を無くすことはできません。お金を貸したのであれば返済請求をいつでもすることができますし、反対にお金を貸してもらったのであれば、その借金から逃れることはできないのです。反対に期間が経てば経つほど利息が膨らんでいきますから、逃げおおせないということを考えるとできるだけ早く返済したほうがいいのは言うまでもないのです。
借金というのは相手がいて初めて成り立つものですから、返済してもらう可能性がなくなったとしたら、すぐにでも警察に相談するようにしたほうがいいでしょう。金額が大きくなるとどうしても返済が滞ってしまうこともあります。自分がお金を貸した立場だったら、おそらく余裕資金からお金を出したと思うので、すぐに生活に支障を来すということはないと思います。しかし、そうした出金はどこかでボディブローのように効いてくるのです。また、貸してもらった側としては、きちんと返済しなくてはいけないというプレッシャーを常に感じで生活していかなくてはいけません。友人知人からの借金であったらなおさらでしょう。だからこそ、返済方法はしっかりと決めておかなくてはいけないのです。
友達だから返済を少し待ってもらうということもありがちですが、それがメリットとは考えず反対に甘えがデメリットと考えるようにしなくてはいけません。お金の問題は長年のつきあいの友達関係を簡単に壊してしまうということも忘れないようにしたいものです。
お金を貸してほしいときはどうしたらいい？
わずかな額でしたら、友達に電話するなどしてお金を貸してもらう方法がベストでしょう。しかし、1万円を借りたからといって1万円を返すのはどうもマナー違反のような気がします。何か包みを持っていったほうがいいと普通は考えることでしょう。友達の場合は借金の理由に対してそれほど詮索はしないと思います。そして、借りた1万円を返すときに包みが千円といった金額がかかってしまったとしたらどうでしょうか。年間の金利にしたらかなりの金額になってしまいます。それだったら、30日間無金利を謳う消費者金融会社のカードローンからお金を借りたほうが良いと言えますね。このように友人だからと言ってお金を安易に借りてしまうのも考えものです。借りる先を考えたほうがいいということですね。それでも少額ですから、友人に借りた場合はこれで事なきを得ることができるのです。友人にしても1万円は大金です。むしろ快く貸してくれたことに感謝しなくてはいけないでしょう。友人知人の場合の貸し借りとなると保証人を立てることはないのですが、立会人として第三者を介入させておくと後々便利なこともあります。
お金を必要な場合は、やはり銀行からの融資を受けるのが一番でしょう。困ったときの銀行頼みなのですが、それには審査を受けることになります。銀行カードローンの審査は厳しいことで有名ですが、厳しいと感じる人は元々属性が低く銀行カードローンに対してハードルの高さを感じている人たちなのです。審査が通るか通らないか不安な場合もあると思いますが、必要な書類を内容証明付きで提出するようにするといいでしょう。収入証明書なども内容証明付きにするとより説得力があると思います。また、個人情報が必要となりますし、マイナンバーなども知らせなければならない例もあるようです。そして、カードローンでしたら、使途自由となるのですが、生活費に充てるといった目的になると銀行も嫌がるのでたとえそうであっても、生活に困っているということは銀行には悟られないようにしましょう。昔から銀行と取引がある場合は、お金の融資も受けやすくなると思います。また、融資の内容によっては本人確認書類も必要になるでしょう。これは銀行に限らず、消費者金融会社などの貸金業者でも同様のことが言えます。
また、銀行側としては、申込者が多重債務者であるかどうかも入念にチェックします。申し込み書にも他社からの債務の有無と借入れ金額の合計を記入する欄があるのですが、これは信用情報機関に照会することでわかります。その情報と申込者が申告したものを照合して判断するので、他社債務がないと虚偽の申告をするとそぐにわかるので、その時点で審査はNGということになってしまうのです。金融業者であれば、必ず信用情報機関に照会するので虚偽の申告がないように気をつけましょう。
どうしてもお金が必要になったとき
ちょっと特殊な例ですが、お金がどうしても必要になったときに交番に駆け込めばお金を貸してくれます。もちろん住所氏名をしっかりと明記して、免許証があればコピーを取られます。どのようなときに必要かというと、例えば本州と九州を結ぶ関門国道トンネルですが、トンネルに入ろうと思ったときにお金が全くないと言った場合、九州側の門司には出入り口の近くに交番があり、そこで事情を説明するとお金を貸してくれるのです。後日必ず返済しなくてはいけないのは当然ですが、交番にはそういった役割もあるのです。かといってどうでもいいようなお金でしたら貸してもらえることはありませんので何でもお金を貸してくれると考えないほうがいいでしょう。
また、低所得者層では、自治体に申告することで、生活福祉資金を得ることができます。生活福祉資金として、ということですが、生活資金として活用しても問題ありません。収入が低く、銀行などからお金を借りることができない人にお金を貸す公的な制度です。生活保護でしたら、お金を返済することはありませんが、この生活福祉資金というのは貸付け金ですから返済しなくてはいけません。かなりの低金利となっているので、生活に困窮している人は申し込んでみてもいいでしょう。
他にも探してみたら、お金が必要になったときになんとかなることが多いものです。気をつけなくてはいけないのは、闇金などの非合法の貸金業者からお金を借りることです。多少申し込みが大変になりますが、先述したような生活福祉資金を活用したほうがいいでしょう。世間体を気にするばかりに闇金に手を出して結果的に人生を破綻させてしまったという事例は数多くあります。生活保護を受けることも視野に入れてもいいでしょう。お金を貸してと、うるさく言われる場合もあると思います。断るに断れないときはどうしたらいいのでしょうか。民間トラブルなどは家裁に相談するのもいいかもしれません。少額訴訟となるとそれほど費用はかからないので、相談だけでもしてみるといいでしょう。支払督促も当然ですが、お金の貸し借り帳をしっかりと書き留めておくことが大切です。ときとしてお金を貸したほうが、支払いの催促をして身につまされることがあります。借りているほうが顔を大きくしていることもあるのです。あくまでもお金を貸した側の債権者が立場が強くなくてはいけません。そのあたりの力関係は日頃からはっきりとさせておくべきでしょう。
お金の貸し借りでトラブルに遭いそうなとき
お金の問題はしばしばトラブルに発展します。そういったときは弁護士などに相談するといいでしょう。まずは経験豊富な年長者に相談するのもいいかもしれません。相談だけなら費用もかからないということも多いのです。第三者でしたら、客観的に状況を見つめることができます。また、どうしても貸したお金を返してくれないということでしたら、訴訟をおこして強制執行をすることもできます。相手方の財産を差し押さえるということです。これは、最終手段ですから、できれば使いたくはないのですが、いつまでも返済してもらえないのでしたらやむを得ない処置ということになります。
また、現在流行の仮想通貨がありますが、これもお金と全く同じ働きをします。返済を仮想通貨で…という人も出てくるかもしれません。そういった知識もしっかりともっておいたほうがいいでしょう。仮想通貨なら倍でも払うということでしたら、それを現金化する術を知っていたらかなり稼ぐこともできます。
貸し借りとなると債務名義もしっかりとしておかなければいけません。誰に貸したか誰に返済義務があるのかを明確にしておく必要があるのです。お金に余裕があればそれほど催促しなくてもいいということではなく、返済期日までにしっかりと返済をしてもらうことを第一に考えなくてはいけません。借りた側としても返済期日までに返済することを厳守するようにしましょう。お金の貸し借りというものは信用という人間関係で成り立っているということを忘れてはいけません。お金の貸し借りにはトラブルがつきものなのですが、お互いに日頃から連絡を密にとりあって、借金の解消に努めるようにしたいものです。
きちんとした収入がなければ、借金の返済はできません。あるいは、収入がないから借金をしたという側面があるのでしたら、まずは生活から改めていかなければいけません。返済できなければ、友人であろうとも法的手続きに出ることでしょう。カードローンを貸金業者から借りたのであれば、すぐにでも通常訴訟されます。お金に窮したからといって詐欺まがいの手口に引っかからないように気をつけましょう。中には「すぐに融資するから手付金として5万円振り込むように」といって振り込ませてあとはなしのつぶてということもあるのです。ヤミ金にはくれぐれも注意するようにしましょう。また自分自身がブラックであっても、公的な資金の援助を受けることができるので、関係機関に相談するようにしましょう。