お金の大切さ

お金の大切さ

お金の大切さ

最近成人し、新社会人として存在する私は、お金の大切さと稼ぐ大変さを味わっています。少し昔「お金は大事だよー」なんて、歌をつかったテレビコマーシャルがありましたが、まったく持ってその通りだと思います。

 

就職に失敗し、安定した収入の無い私は、日々ギリギリで生活をしています。財布の中には常に何も無く、明日は何を食べようかだなんて、考えながら生きています。ときおり、臨時収入が入ったとしても、それも月の支払いで消えてしまうのが現状です。それでも、支払いと収入が釣り合っておらず、どうやって今月の支払いを済まそうか悩んでいる最中です。

 

私の財布の中身だけが火の車であるならば、しばらくは親に援助を願うという考えもありますが、私の親も定職に就いておらずパートで生活しているため、家の財政も火の車であります。そんな毎日に活気などありません。どうやって明日を生きようか。ただ、それだけです。普通の人であれば、その色の無い生活は苦痛だと思います。欲しい物も無く、ただ現状で満足するだけ。私には彼女も友達もいないので、困る事は支払いだけです。

 

お金の大切さを理解するという事は、労働を理解する事に近いことなのではないでしょうか。自分の1時間、1日、1ヶ月の時間がどのくらいの値段に相当するのかが、自分の価値というものにつながるのではないでしょうか。

 

話は変わり、本当にお金がないと何も出来ません。私は、家にお金が無いという事実を知らないで今まで生きてきただけに、進路選択を早い段階で誤ってしまいました。大学に通うお金も無く、専門学校に通うお金も無く、就職氷河期と呼ばれ、就職先もなく。私が苦しい中から選び出した答えが借金(奨学金)でした。私は、比較的授業料が安い専門学校に、決して安くは無い金額をつぎ込んだのです。

 

今考えると、100%失敗でした。このようにお金が無いと、自分にとって最適な判断もできなくなる為、お金は貯められる時は貯めた方が良いです。最近消費税もあがりましたが、ますますお金の大事さが増すって物です。